2015年11月28日

子どもを産み育てるのは両親

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一人目の子を授かったのは、結婚後一カ月が経った頃でした。

夫は正社員ですが高収入ではなく新卒二年目だったので、私も働くつもりで資格取得の勉強中でした。

そんな中授かった子ですが、夫婦の間に芽生えた命ですから産まないと言う選択肢は有りませんでした。

産む為には今の貯金をどう使っていくか、私の社会復帰をいつにするかと言う現実的なことを二人で考えました。

初めての妊娠で、私達の結婚が早めで周囲に相談出来る友達もいなかったので、何も考えずすぐに両家の親に伝えました。

私が共働きする前提での結婚でしたので、親が純粋に喜んでくれるとは思いませんでした。

案の上、電話の向こうの義母からは暗い声が聞こえました。

ただそれは予想の範疇で仕方がないことと受け止められることでした。

事件が起きたのは翌日でした。

遠方の義父母から電話が来て、「子どもを堕胎して欲しい」と言われました。

何を言っているのか、私には全く理解出来ませんでした。

親が放任的な家で育った私には、夫婦にそんな干渉をしてくることが信じられなかったのです。

勿論援助を受け生活をしていたわけでもありません。

悪阻が始まっており、子どもを産むと言う不安や、妊娠による情緒不安定の中、一番傷つく言葉でした。

これが人の親の言葉なのかと、絶望的な気持ちになりました。

お腹の子どもの血の繋がった祖父母が望むことなのかと、恐ろしくなりました。

正確な言葉の真意は今でも分かりません。

あの時電話で言われたことは「生まれてくる子が不幸になる」と言うことでした。

私達が20代前半で若く頼りないからと言うことかもしれません。

又、結婚したばかりで地方に住む義父母には授かり婚と誤解されたくないなどの、世間体があったのかもしれません。

現実、妊娠期間を正確に分からない人には授かり婚と誤解されがちでした。

しかしどんな理由があろうと私達が自立して子どもを育てる意思があるのに、私達と話し合う前に「堕胎」と言う結論を勝手に出した義父母を許せませんでした。

住所も知らせず引越し、夫の携帯電話も解約後に契約し直し、少しずつ義父母と関わらない生活の準備を始めました。

結婚している友人のいなかった当時、誰もがそれに反対しました。

それが辛くもありましたが、それによって心の平穏を少しずつ取戻し出産に臨めたことは間違いではないと思いました。

一人目の子はもうすぐ9歳になります。

義父母には一度も会わせていません。名前どころか、性別すら教えていませんし、私も一切連絡を取っていません。子どもに「幸せか?」と尋ねたところ、「幸せ」と返って来ました。

だったら私が後悔することなんて何ひとつありませんし、きっと一生義父母の言葉を許す日は来ないのではないかと思います。

そして私は簡単に堕胎を口にするような親にはならないと、心に決めています。


posted by luvluvcrx at 13:29| Comment(0) | 妊娠中のトラブル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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