2016年02月01日

公園内のママ友カーストの体験談

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子供を初めて出産後しばらくして、引っ込み思案の私も念願の公園デビューを果たしました。初めのうちはうちの子が珍しかったせいもあって、ご近所のママ友さんたちはみんな親切にしてくれていましたが、だんだんとママ友にも階級制があることがわかってきたのです。

一番ランクが上なのは病院の院長の奥様や弁護士の奥様で、いつも公園の日差しが当たるいいベンチで日向ぼっこをしたり、子供が遊びたいだけブランコなどに乗らして、他のママたちの事など目もくれないのです。どうやらご主人の年収や職種によって、公園内で集まるママたちのカーストが決まっているとの噂を耳にしました。

2番手は大手の企業にお勤めの奥様方で、その下が公務員や中堅企業の奥様方という感じで、自然とカースト制度が作り上げられていました。「ママ、僕もブランコで遊びたいよう」とある男の子が駄々をこねていたのですが、トップの奥さんたちの子供が遊びに飽きるまでは場所を譲ってはもらえないのです。我が家の主人は小さな企業に勤めていたので、カーストでは下の方にランク付けされてしまい、なかなか公園内のベンチにすら座らせてもらえませんでした。

ある日公園に遊びに来た時に、あるお子さんの具合が悪くなってベンチで休んでいたらしいのですが、ママ友トップに因縁をつけられたのです。

「ちょっといつまでそこに座っている気ですか?公園内のルールはきちんと守ってもらわないとね。」

具合が悪くなったお子さんのママは中堅企業の奥様で、カーストでは真ん中クラスでしたが、やはり院長夫人の言葉には逆らえず、よろよろと子供を抱きかかえて帰っていきました。あまりにひどい横暴ぶりに、私は人間として腹が立って、腹いせのつもりでわざと一番陽ざしの当たるいいベンチに座ってやったのです。すると院長夫人を先頭にしてトップクラスの奥様たちがやってきて、「ルールを守れないのはやはりご家庭での風紀が乱れているせいじゃないかしら」などと嫌味を言われました。

公園の端っこにいた中堅カーストの奥様たちは、私の事を哀れな目で見ているだけでした。するとその時、「公園は公共の場所ですよ」そう言って助け船を出してくれたのは、公園を掃除していた近所の公民館の館長さんでした。「公園を独り占めしてはいけないですよ」館長さんの言葉に、院長夫人や弁護士夫人はその場から逃げ去るように走って帰りました。それからは二度とその公園に入っていませんが、ママ友カーストの世界は恐ろしいと思いました。


posted by luvluvcrx at 12:24| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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