2016年06月15日

妊娠中、私が気を付けていたこと

妊娠中の妊婦さんの体はデリケートです。ただ、そんな妊婦さんが自分の体以上に気を遣うのがお腹の赤ちゃんへの心配。この記事では私の妊娠中の実体験を基に、妊娠中のタブーについて書いていこうと思います。

1、喫煙
世間的にも特によく知られている胎児への悪影響な行動と言えば、喫煙です。ニコチンの多量摂取によって母体のサイタイの血流量が減り、胎児へ栄養素や酸素が届きづらくなります。

また、喫煙時に発生する一酸化炭素は母体の血液中のヘモグロビン量を不足させ、これも胎児への酸素供給の妨げとなります。

このように栄養不足や酸素不足の状態になると子宮内胎児発育遅延(IUGR)や胎盤早期剥離などの胎盤へのリスク、最悪の場合には流産等の可能性も出てきます。

喫煙を習慣としていた妊婦さんはあまり体への異変を感じないかも知れませんが、体内の赤ちゃんへのリスクは着実に増していきます。

禁煙というのは妊娠中であろうがなかろうが苦しいものではありますが、赤ちゃんの事を考えるなら1日でも早く禁煙を達成されるのが望ましいでしょう。

2、衝撃・過剰な運動
これも妊婦さんにとっては常識ですが、いくつか注意点もあります。

まず運動についてですが、実は妊婦さんだからといっても全く動かず絶対安静がベストだとは限りません。ウォーキングやエアロビクス、プールでの水中歩行など、負担の少ない運動は寧ろつわりの軽減やむくみの改善、安産に向けての体づくり等の効果が期待できます。

もちろん激しい運動は母体だけではなく胎児への悪影響の原因となるので、節度を守り、異変を感じた時にはすぐに運動を中断する心構えが必要です。

同じように混雑した人ごみの中を行く時や段差の上り下り、果ては何気ない日常生活の中にまで、色々な所に存在する母体への衝撃にも注意が必要です。

3、ストレス
長期間にわたる精神的なストレスも、胎児への悪影響の一因と言われています。

胎児は胎盤を通じて母体から受け取ったホルモンにより、母体の感情を感じているといわれています。長期的な負の感情(怒りや悲しみ)を浴び続けた胎児は、情緒障害等になるリスクが増します。

妊娠・出産という一大イベントにより、妊婦さんやその周りの環境も大きく変わろうとしていることが多いです。

それは即ち、妊婦さんの精神も不安定になりがちだということ。

妊婦さんの心がけだけでなく周囲の人々の気遣いや思いやりが、ストレスの少ない妊娠生活に必須と言えるでしょう。

いかがでしたでしょうか?

常識だろうと言うようなことばかりですが、赤ちゃんへの悪影響を考えるとどれも欠かすことの出来ないことだと、私は思っています。

最近はマタニティマーク等、妊婦さんへの周りの気遣いを呼びかける活動も活発になっているようですが、最後の最後に赤ちゃんと関わるのはやっぱりお母さん自身です。

この記事を読んでいただいた妊婦の方が一人でも多く、元気な赤ちゃんと出会えることを願っています。

posted by luvluvcrx at 11:00| Comment(0) | 妊娠中のトラブル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月01日

公園内のママ友カーストの体験談

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子供を初めて出産後しばらくして、引っ込み思案の私も念願の公園デビューを果たしました。初めのうちはうちの子が珍しかったせいもあって、ご近所のママ友さんたちはみんな親切にしてくれていましたが、だんだんとママ友にも階級制があることがわかってきたのです。

一番ランクが上なのは病院の院長の奥様や弁護士の奥様で、いつも公園の日差しが当たるいいベンチで日向ぼっこをしたり、子供が遊びたいだけブランコなどに乗らして、他のママたちの事など目もくれないのです。どうやらご主人の年収や職種によって、公園内で集まるママたちのカーストが決まっているとの噂を耳にしました。

2番手は大手の企業にお勤めの奥様方で、その下が公務員や中堅企業の奥様方という感じで、自然とカースト制度が作り上げられていました。「ママ、僕もブランコで遊びたいよう」とある男の子が駄々をこねていたのですが、トップの奥さんたちの子供が遊びに飽きるまでは場所を譲ってはもらえないのです。我が家の主人は小さな企業に勤めていたので、カーストでは下の方にランク付けされてしまい、なかなか公園内のベンチにすら座らせてもらえませんでした。

ある日公園に遊びに来た時に、あるお子さんの具合が悪くなってベンチで休んでいたらしいのですが、ママ友トップに因縁をつけられたのです。

「ちょっといつまでそこに座っている気ですか?公園内のルールはきちんと守ってもらわないとね。」

具合が悪くなったお子さんのママは中堅企業の奥様で、カーストでは真ん中クラスでしたが、やはり院長夫人の言葉には逆らえず、よろよろと子供を抱きかかえて帰っていきました。あまりにひどい横暴ぶりに、私は人間として腹が立って、腹いせのつもりでわざと一番陽ざしの当たるいいベンチに座ってやったのです。すると院長夫人を先頭にしてトップクラスの奥様たちがやってきて、「ルールを守れないのはやはりご家庭での風紀が乱れているせいじゃないかしら」などと嫌味を言われました。

公園の端っこにいた中堅カーストの奥様たちは、私の事を哀れな目で見ているだけでした。するとその時、「公園は公共の場所ですよ」そう言って助け船を出してくれたのは、公園を掃除していた近所の公民館の館長さんでした。「公園を独り占めしてはいけないですよ」館長さんの言葉に、院長夫人や弁護士夫人はその場から逃げ去るように走って帰りました。それからは二度とその公園に入っていませんが、ママ友カーストの世界は恐ろしいと思いました。
posted by luvluvcrx at 12:24| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月25日

偶然は重なるものかもしれません

妊娠をした際に、多くの方から助けてもらいながら妊婦生活を送ることができました。

妊娠がわかった後も飲食店での接客の仕事を続けていました。ファーストフード店だったためとても忙しく動き回りながらの仕事でしたが、職場の協力も得ながら出産予定日ぎりぎりまで働きました。

その職場までは毎朝バスで出勤でしたので満員のバスの中大きなおなかを抱えての出勤は自分自身きつかったのと、多くの人の目が気になりました。おなかが出ているので人の倍場所を取ってしまうので、なかな身動きも取れない状況は肩身が狭くも感じていました。

ある朝、いつもの通りバスで出勤していると、ある30代くらいの同世代の女性が「すみません、だれか席を譲ってあげてください!」と大きな声で私のために言ってくださいました。

「えっ?!」と思いながらも、席を空けてくださった方と声をかけてくださった女性にお礼を言って席に座りました。

その日の仕事中に、その声をあげてくださった女性がたまたま店に来店されました。

私は「朝は覚えていらっしゃいますか?席を空けるよう声をかけてくださってありがとうございました。とても助かりました。」と再度お礼を言いました。

その日の帰りのバスの中、偶然は重なるものでまたその声をかけてくださった女性が車中にいるのを見つけてしまいました。

私もその女性も立っています。その女性は私を見つけつとすぐに「だれか席を譲ってください!!」とまた大声で声掛けをしてくださいました。

また席を譲ってもらって座って帰ることができました。

その女性が近くで立っていたので、「ほんとうにありがとうございます」とお礼を言うと、いつも私が仕事をしている姿が気になってたまに店の外から覗いていたとのこと。

とらえ方によっては少々気持ちが悪いと思う人もいるかもしれませんが、私はとてもうれしく感じました。

大きなおなかを抱えて必死に仕事をしている姿が気になって心配で仕方がなかったとのこと。

自分は子供がいないので元気な子を産んでくださいとのこと。

それ以上は何も聞きませんでしたが、私にとっては本当に皆に支えられているなと感じた一日で、また、この女性をはじめ、席を譲ってくださった方たちにも感謝をする日でした。

もしこの女性に再度会うことができたら、子供を見せて報告したいと思います。

本当に感謝で涙の出るくらいうれしい一日でした。
posted by luvluvcrx at 16:05| Comment(0) | 妊婦生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする